2006年2月2日から2006年2月20日までのイタリア旅行の記録です。
さていよいよフィレンツェを後にして、北上を開始します。目標はパドヴァです。パドヴァはヴェネツィアの東、電車で40分くらいのところの街です。ここに私のイタリア語の先生、ルカの実家があります。まだ習い始めて2ヶ月くらいなのですが、ヴェネツィアは高いから泊まっていけということで両親に連絡してくれました。親切すぎますよね。
と、その前にまずはホテルを出なければなりません。実は昨日の寝付きが悪くて、少し寝不足気味だったのですが、とりあえず移動だけなら大丈夫かと思って、ホテルを9時半に出発しました。ホテルはフィレンツェの中央駅、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から5分という素敵な立地なので、キャリーケースがあっても全然大丈夫です。
しかし電車は出た後でした・・・。前日に調べておけばどうってことないのですが、そこが行き当たりばったりの悪いところです。
結局1時間後にしか電車がないので、駅でタバコを吸ったり、水を買ったりとどうでもいいことをして過ごしました。ここは思い切って1等車を取りましたよ。2時間以上電車に乗るので、2等車の座席だと辛いんですよね。腰痛はこっちに来てすっかり治りましたが、これは働いていないからです。
そんなわけで無事にフィレンツェを出発。予定通りに走れば13時には駅に到着です。ちゃんとルカのお母さんにも電話しました。
途中ボローニャ辺りを境に電車の中が冷えてくるのがわかります。きっとパドヴァに着いたら寒いんだろうなと思っていたら、駅を降りると電光掲示板に2度と表示されていました。フィレンツェに比べると10度近くも下がっているはずです。それはそれは寒かったです。
ここで到着の連絡をすると、そこで待っていろとのこと。現れたのは弟のダヴィデとその彼女か嫁かわからないヴェロニカでした。結婚はしてないけど、一緒に住んでいる感じで、どうやら私の知るイタリア人にはそんな人が多いようです。離婚がしにくい国だからかもしれません。
ご飯を食べたかと聞かれたので、まだだと答えるとマクドナルドに連れて行かれました。そこにルカの両親も登場です。とっても人の良さそうな夫婦でしたが、実際にものすごくいい人でした。この親にしてこの子ありの見本かもしれません。僕は片言しか話せませんが、なんとなく会話の内容はわかるので、フィレオフィッシュを食べながら聞いておりました。
食べ終わると5人で車に乗って、家に向かうのですが、その前にお父さんの友人の靴の縫製工場に立ち寄ります。子供の靴を作る相談みたいでしたが、イタリアの靴職人の仕事場を見られたのはとっても貴重な経験です。写真ですが・・・気にしないでください。
さてその後は家に向かいます。着いたのは3時半くらいでしょうか。晩ご飯までゆっくりしろということですし、あまりに寒かったのと寝不足で外に出かける気がしなかったのと、外に出ても驚くくらい何もないところなので、そのままお昼寝してしまいました。おそろしく遠慮がない自分にちょっと反省です。
起き出してしばらくすると一人の若いイタリア人がやってきました。ルカの友達でパソコンの修理に来たようです。僕も同じ事は出来ますので、一緒になって作業していました。それくらいしないと申し訳ないので・・・。
で、夕食です。両親とその友達と僕の4人の食卓です。パンとサラダとキノコの乗ったポークステーキのようなものだったのですが、これが非常に美味しい。イタリアのマンマの味というのはこういうものなのだと思いました。あ、ワインとレモンのリキュールも飲みましたよ。
食後には驚くものをみせていただきました。ゴジラという名前の猫です。見ていただければわかりますが、ありえないくらい大きいです。目の前にいるのにワイドテレビを見ているかのようです・・・。かわいいのですが、ふてぶてしさも感じます。今までに見た最大の猫は我が家にいたトラだったのですが、それを遙かに超えました。思わずカメラを手にしてしまいました。前の旅行の時も猫の写真を撮ったような気が・・・。前からわかっていたことですが、どうやら猫好きのようです(笑)
自分の家のようにくつろいでくれと言われて、明日の帰りも遅くなっていいし、ゆっくり寝ていていいからと家の鍵まで渡されました。とっても感激です。もうちょい感謝の表現とかも勉強してくればよかったかなぁと思ってますが、次への宿題が出来たと言うことにしましょう。
あ、この家はネット環境が充実しているので、自分のiBOOKを接続して、多少メールとか仕事もやっちゃいました。不在の時でも問い合わせとかは来ちゃいますからね。
今日は移動だけで終わっちゃいましたが、明日はヴェネツィアに向かって、別のルカの友達に会うことになってます。至れり尽くせりですね(笑)
寝る前にミラノに住む友達から、ミラノ風ステーキの材料を買って待ってるっていうメールが届きました。ぜひお返しをしなければならないと思うのですが、持ってきた手土産は飛行機の中に忘れてきてしまいました・・・。明日はこれをどのように言うか勉強もしたいと思います。
それではまた明日。
投稿日時: 2006年03月14日 19時35分
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ぐだぐだイタリア生活も6日目となりました。朝8時半頃に目が覚めましたが、体調は相変わらずよろしくないようです。どうも体がだるい気がします。
そんなわけで今日はあまり遠くに行かずにごろごろ過ごすことに決めました。とりあえずシャワーを浴びて、、朝食を済ませて10時にホテルを出ます。およそ観光する気分ゼロです。何をしに来たのかとあらゆる方面からお叱りを受けそうな気もします。
最初に向かったのはサンマルコ美術館です。昨日入れなかったリベンジをしておかねば。ここのおすすめはなんと言ってもフラ・アンジェリコの書いた数々のフレスコ画です。もちろん写真撮影は出来ませんので、ご了解を。
見終わって戻ってくると12時くらいになっていたのですが、今イチお腹が空いていなかったので、うろうろしていると朝には長蛇の列だった、ウフィッツィ美術館がガラガラの状態に。早速入ってみました。もう何度も行ってるので、どうでもいいと言えばいいのですが、大好きなフィリッポ・リッピの絵だけは見てみたいところです。
さらっと見て回って、外に出てもなんとなく食欲が。お昼はハムとモッツァレッラのパニーノだけで済ませます。そしていつものお昼寝タイムです。これだけは外せません。ほんとは日本でもしたいくらいなのですが・・・。
あ、お昼寝の前に明日から滞在するイタリア語の先生のお母さんに電話をしました。内容は「まだ電車を決めていないので、明日時刻表を見てから電話をします」というもの。早く電車を決めてもいいのですが、どうも体調が悪く動きが鈍そうな気がしたので、慎重になっています。相手からすれば迷惑な話なのでしょうが・・・。
お昼寝は1時間半でした。目が覚めるとこれが異常に体がだるい・・・明らかに風邪の症状です。とりあえず晩ご飯を食べないと行けないのですが、お腹が空いていません。でも頑張って着替えて外に出ます。
しばらく付近をうろうろしていると、冷たい風で身が引き締まったのか、少し元気が出てきて、お腹も空いてきました。で、昨日のリストランテの前を通りかかると、偶然というか案の定というか、昨日の添乗員さんが座っていました。そのままふらっと中に入って、相席させていただきました。
おかげで次にどこに行くかという話とジェノヴァの話で盛り上がりました。ジェノヴァと言えば皆さんの記憶にあるかどうかはわかりませんが、母を訪ねて三千里ですよ。南米の印象しかないかと思いますが、元々はジェノヴァの家出少年のお話です。
なんだかんだでまた2時間以上も盛り上がってしまいました。ちなみに食べたのはクロスティーニ、ニョッキ、バルサミコ風の牛肉です。おすすめのチーズケーキとエスプレッソまでつけて、また30ユーロにおまけしてもらいました。なんだか毎日ありえないくらいの値段で美味しいものを食べているようで、申し訳ないので、また食べに来ようと思います。お礼の方法はそれくらいしか出来ませんからねぇ。
そんなわけで10時半頃ホテルに戻って、荷造りを済ませて就寝します。え、写真ですか? 主なところは昨日撮っちゃいましたし、今日は撮影不可のところしか行ってないのでありません。明日からはパドヴァとヴェネツィアなので、またいろいろお見せできると思います。どうぞお楽しみに。
投稿日時: 2006年03月14日 19時32分
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タグ: イタリア, 旅行
早くも5日目となりました。本日もフィレンツェからです。さすがにオフシーズンどこも人が少ないのですが、今日もはりきって行きましょう。
と思いきや、目が覚めてみるとどうも熱っぽい感じがします。もしかすると風邪気味というやつでしょうか。とっても寒いです。実際にローマでは暖かかったのですが、ここフィレンツェはとっても冷え込んでいます。まあ大阪とたいして変わりないのですが、あんまりうろうろしていると風邪が悪化しそうな予感がするので、今日もゆるゆると過ごすことにします。
今回泊まっているホテルは朝食付きで、セルフサービスですがその気になればいくらでも食べることが出来ます。まあそんなに食べれないので、ビタミンを摂るためにオレンジジュースとミルク、それにコルネットで朝食は済ませます。もともと朝はそんなに食べないのでこれで十分です。
9時半頃にホテルを出発して、まずはドゥオモを通過しようと思ったのですが、どうしても上りたくなりました。体力が危ないことは承知していたのですが、やりたいことをやらねばここに来た意味がありません。そんなわけでホテルに撤収する覚悟で延々と階段を上がっていきます。ドゥオモのクーポラに描かれているのは「最後の審判」です。一番下の方が地獄になっていて、上に行くに従って、天界へと近づいていきます。これ一つでちゃんとストーリーが出来上がっているのですね。
これが上からの景色です。トスカーナの風景は本当に素敵で、何度見ても飽きません。風邪気味だったり、疲れていることなんかを忘れるくらい素敵な風景です。
ところがこの美しいドゥオモに落書きするお馬鹿さんがたくさんいるのです。しかも日本人が結構多いんですよねぇ。何を考えてるんだろうと思います。こんな常識のない人たちはイタリアに来ないでください。
次はシニョーリア広場を目指します。ここはいつもならウフィッツィ美術館に行く人などで混雑していますが、今日は休館日。しかもものすごくオフシーズンなので、誰もいない状態です。しかし目指すのはここではなく、裏からポンテヴェッキオを見たかったのですね。
これがポンテヴェッキオです。古い橋という意味です。橋の上には貴金属店がずらっと並んでいます。私には不要のものですが、買える値段のお手頃のものもあるので、女性には楽しい場所でしょうね。もちろん自分では使わなくても、貴金属工芸の美しさを見るだけでも十分に値打ちがありますよ。
そして橋を渡るとまたいろんなお店があるのですが、エスプレッソを飲んで一息入れてから、その向こうの橋を渡って、こちら側に戻ってきます。
その周辺が有名なブランドストリートになります。ここはショーウインドウを見ているだけでも楽しい場所です。大好きなのは
ですが、似合う日本人を見たことがありません。誰か挑戦してくれませんかね・・・難しいことこの上ないですが。
そうそうドゥオモの横の洗礼堂に行ったのを忘れていました。ここの内部の装飾も素晴らしいので、行った人はぜひのぞいて見てくださいね。3ユーロですけども。
ここで寒さに負けました。マフラー買っちゃいました。安いマフラーはその辺の露天にいくらでもあるんですけど、ここはマフラーと手袋の専門店みたいなのを見つけたので、そこに入ります。店員が美人だと入りたくもなります。
最初に羊か綿かという身も蓋もない聞かれ方をしたので、とりあえず暖かいウールでと答えると、薦められたのはジョルジョ・アルマーニのマフラー、値段は110ユーロです。さすがにこれは予算オーバーなので、デザインの気に入ったロメオ・ジリのマフラーを購入しました。通常80ユーロがセールで40ユーロ(6000円弱)です。
ショーウインドウ見物の後は、共和国広場に戻ってきました。さすがに寒さがこたえるので、体を温めるためにテラスで日光浴をしながら、チョコレートを飲みました。黒のダウンを着てるので、日向はものすごく暖かくなります。ここでガイドブックを見ながら、そう言えばサンマルコ美術館に行ったことないなぁと思ったので、てくてくと歩いて向かうことにしました。
到着するとあと1時間もしないうちに閉まってしまうことがわかってしまいました。さすがに短い時間で美術館を駆け足で見るのは嫌なので、ここからバスに乗って、フィエーゾレという街に向かうことにしました。
フィエーゾレはフィレンツェの北にある丘の上の街で、ものすごく美しいところです。バスで30分弱くらい。しかも1ユーロだけで行くことが出来ます。
夏に来るとものすごくいいところらしいのですが、あいにくのオフシーズン。見事に誰もいません。しかもお店すら空いていません。とりあえずバスの切符すら買えない危険を感じます・・・。
イタリアではバスは降りるときに料金を払うのではなく、事前に切符を買って乗り込みます。切符を持っていなかったり、検札を忘れたりするのがばれるととっても高い罰金を取られてしまいます。それは困るので、とりあえずうろうろするとバールが見つかったので、そこでパニーノと切符を買おうとしたら、バスの切符は売ってないとのこと。さすがに焦りましたが、もうしばらく歩いたところのタバコ屋さんでバスの切符をゲットしました。
これで帰れることが確定したので、ゆっくりと観光することが出来ます。と言っても小さい街なので行くところは限られます。最初に選んだのは古代ローマの遺跡です。劇場の跡なんかも残っています。
フィエーゾレだけでなくフィレンツェもそうなのですが、ローマ人が来る前から非常に技術力の高いエトルリア人というのが住んでいたらしく、当時の美術品や土器なども優れたものがたくさん出土しています。この博物館もゆっくり見ることが出来ました。おそらくこの時点で入館していたのは5人だけと思われます・・・。
次に向かったのは丘の上のサン・フランチェスコ教会。こぢんまりしたかわいらしい教会です。
それよりもこの風景が最高です。ローマは楽しいけど、住むならトスカーナがいいなぁと思ってしまいます。
そんなわけで帰りのバスに乗っかって中央駅まで帰ってきました。ここからはホテルはすぐなので、もちろんお昼寝タイムです。寝る前に洗濯を済ませて、1時間半の睡眠。目が覚めたら18時半でした。
なんとなく寝起きはお腹が空かないので、とりあえずうろうろしながらお腹を空かせようと再び街に繰り出します。
うろうろしていると少しお腹が空いていたので、最初から決めていたリストランテに入ります。ここは2年前にも来て、とってもおいしかったところなので、また来ようと決めていました。気さくな日本人の店員のお姉さんがいて、日本語のメニューもあるので、日本人でも大丈夫です。値段もそれほど高くなく、何を食べても外れがなさそうです。店名はCaffè Bigallo(カフェ・ビガッロ)です。
僕が食べたのはポルチーニ茸のリゾットとフィレンツェ風のステーキ500g(骨付き)、デザートにチーズケーキと最後はエスプレッソです。注文したとき500gで大丈夫ですかと聞かれましたが、前に来たときも完食してるので大丈夫ですと答えて、今回もあっさりと完食してみました。
会計では48ユーロ食べたのですが、なんとお姉さんが40ユーロにまけてくれました。2回も来てくれたのでということですが、ありがたいことです。
店を出ようとすると、お姉さんにジョルジョ(店主らしい)が話があるらしいと言って、連れて行かれました。で、イタリア語であれやこれや聞かれました。住んでるところとか仕事とか。難しいことはわからなかったのですが、そこはお姉さんがフォローしてくれたのでなんとかなりました。もうちょっと勉強しないとなぁ。あ、ここでワインを一杯おごってもらいました。甘いワインで飲みやすかったです。
話をしている時にもう一人一緒にいたのが、このお姉さんの友達の添乗員さんでした。今回はプライベートでのイタリア旅行だそうです。お姉さんとジョルジョは忙しくなってきたので、どっかに行ってしまったのですが、その添乗員さんとすっかり話し込んでしまいました。気づくともう11時前。会計を済ませてから2時間近く経っていました。
時間も遅かったので、この添乗員さんをホテルに送ってから、僕もホテルに戻ってきました。ちなみにこの添乗員さん、旦那さんもいるそうですが、ちょっとイタリアに行ってくるとわけのわからないことを行って、どこに何をしに行くのかも告げずに家を出てきたようです。しかも20日間も・・・。夫婦仲とお姑さんとの仲をものすごく心配してしまいました。大きなお世話かと思いますが。
そんなわけで今日の日程は全て終了。全然節約出来てないけど、まあいいとしましょう。明日はフィレンツェ最終日ですので、ゆっくり眠ってまたうろうろしようと思います。
投稿日時: 2006年03月14日 19時07分
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さあ4日目です。今日はいよいよフィレンツェに移動です。朝は8時に真面目に起床です。
チェックアウトは10時なのですが、荷物を持って食事したりするのも面倒なので、とりあえず荷物を置いて、駅まで朝食に行きます。日曜なので開いているお店がいつもより少ないのですよ。朝食の内容は言わずもがなのカプチーノとコルネットです。
結局電車は10時半の特急に乗りました。フィレンツェまでは1時間半の旅です。2年前に乗ったときは贅沢に一等車に乗ったのですが、今回は二等車です。この椅子の角度がなかなかつらいのです。少なくとも人間工学に基づいているとは思えません。一等はおそろしく快適なのですが・・・。
まあそんなこんなでフィレンツェに到着です。まずはホテルを探さねばならないのですが、フィレンツェの石畳はローマに比べて起伏が大きいので、スーツケースを転がすのはとっても大変です。早く決めなければそれだけで体力を使い切ってしまいます。
と言うわけで街をくるんと一周する前に、立地はいいけど経済的なホテルがあるとガイドブックに書かれてある一帯にやってきました。フィレンツェではあまり無理はしないと決めているので、快適なホテル住まいを優先して、「Hotel Palazzo Benci」という、きれいな感じのところに入ってみました。
値段を聞くと一晩で83ユーロ(12000円くらい)と少し高めなのですが、部屋を見せてもらうと水回りも良さそうだし、部屋もとってもきれいで落ち着いて休めそうです。すっかり気に入ってしまったので、ここに決めました。
ちょうどお昼過ぎだったので、荷物だけを置いて、昼食と見物に出かけます。部屋が高いので食事代は節約しなければなりません。ということで、ピッツェリアに入ってカルツォーネとエスプレッソだけの簡単な食事で12ユーロです。あ、もちろん水のお金も払ってますが。
フィレンツェと言えばなんと言ってもドゥオモです。大きすぎてカメラに入り切りませんが、雰囲気だけ味わってください。
中ももちろん荘厳な雰囲気が漂っています。気が向けばこの中に入ってぼけーっとしてるのもなかなかよいものです。
このクーポラはいつ見ても感動ものです。ちなみにこのクーポラが出来る前の最大のドームはパンテオンだったらしいです。ということは1000年も最大を守った古代ローマの技術力ってすごいのだなぁとあらためて思います。
うろうろしていると疲れてきたので、ホテルに戻ってお昼寝です。水回りがいいので、ついでに洗濯もしちゃいました。ハンドクリームを持ってくるのを忘れたので、手が荒れてきました。明日買いに行かねば・・・。
と言うわけで夜からの第2部スタート。と言ってもうろうろして晩ご飯を食べただけです。
今日の夕食は前から決めていた中華料理です。なぜイタリアで中華料理?と思われるかもしれませんが、実は安くてすごく美味しいんです。今日は12ユーロの定食だったのですが、春巻・チャーハン・酢豚にウーロン茶までついてこの値段。しかも味は日本の高級店でもなかなか出会うことの出来ないものです。
そもそも酢豚の中のパイナップルは邪道だと思っていたのですが、このお店の酢豚で考えを改めさせられました。味付けによってはものすごく美味しくなるのですね。逆に言うと何でもぱいなぽーではいけないということです。このお店「漢宮飯店(イル・マンダリーノ)」はシニョーリア広場の近くです。行きたい人は場所を教えますね。
そんなわけで9時前にホテルに戻ってきて、ミラノに住むメル友のミケーラに電話をしてみました。今まではメールだけでしかやりとりしていなかったのですが、話してみるとかなり日本語が出来るので、びっくりしました。聞いてみると4ヶ月の勉強だそうです・・・。私、反省しました。もう少し勉強します。
で、なんとミラノでは家に泊めてくれるそうです。これでパドヴァとミラノの計5日間の宿代が浮きそうです。これは非常に大きい! と言うことで明日か明後日はまた高額な食事をしてそうな感じがします。
明日は何をするかまだ決めていませんが、11時になったので寝ることにします。日が変わらないうちに寝ることにしてますので。
ではではおやすみなさい。
投稿日時: 2006年03月09日 20時22分
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さて日を追う毎にぐだぐだになっていく旅行記も3日目になりました。すでに足がぱんぱんで、膝も曲がらなくなってきております。たいてい5日くらいで慣れてくるので、きっと明日には治ってくれるに違いありません。
本日は8時に起床。昨日は疲れてシャワーも浴びずに寝てしまったので、朝シャワーです。
さて今日の大目標はヴァチカン美術館とサンピエトロ大聖堂です。もう3回も行ったのですが、その度に感動して鳥肌が立つ場所です。今回はボルゲーゼ美術館というところにも行こうと思っているのですが、それはもう一度ローマに戻ってきたときに行くことにしました。
で、9時にホテルを出発していつもの共和国広場のバールでカプチーノとコルネットの朝食です。他にないのかという気もしますが、元々朝はあまり食欲がないので、これくらいで十分です。
さてまっすぐヴァチカンに向かってもおもしろくないので、まずはナヴォーナ広場に向かうことにします。多くの人でにぎわうところなのですが、朝10時前という事で人もそんなに多くありません。
しかしこの時点で足にかなりの疲労が・・・。休まないと歩けそうにないので、とりあえず甘いものでも飲んで血糖値を上げようということで、カフェでチョコレートを飲みました。
ここからだとヴァチカンまではそんなに遠くはないのですが、ローマを流れるテヴェレ川沿いを歩くのが好きなので、少し遠回りすることにしました。ええ、もちろん足はぱんぱんですとも。しかししたいことをするのが、私の休暇なので好き放題です。午後からの昼寝が既に見えてきました。
とってものどかな風景です。最近人間よりも動物に親近感を覚えてしまう自分がいます。
地下鉄でヴァチカンの方に行くと、裏の方から入ることになるのですが、ここは真っ正面のサンタンジェロ城から入っていくことにします。
気分良く正面からサンピエトロ広場にたどり着くと、ものすごい人の数です。こんなたくさんの人を見るのは初めてだ・・・と思ったら土曜日だったのですね。どうやら曜日の感覚も侵されているようです。どう見ても中に入るのに1時間以上掛かりそうだったので、仕方なく先に美術館を目指すことにします。
するとものすごい数の人が前から歩いてきます。おかしいと思ったら、案の定午前中で終了でした・・・。あらゆるものが裏目に出て、すがすがしい気分にすらなってきました。仕方ないのでサンタンジェロ城の見物をすることにしました。
このサンタンジェロ城は元々は古代ローマのハドリアヌス帝の霊廟として作られたそうですが、中世には城塞化しております。なので壁が二層構造になっていたりするのですね。ヴァチカンとも通路でつながっていて、非常時には教皇がそこを通って、避難したそうです。
屋外なのに色が結構きれいに残っています。もちろんこれは古代ローマのものではないのですが、何気なくこんなものがあるところがよいですね。
屋上のテラスからの眺めも最高です。ここを見ずに行ってしまう人も多いようですが、時間があればぜひ立ち寄ってほしい場所です。
あれやこれやのうちに2時くらいになってしまったので、お昼ご飯にすることにします。ヴァチカン美術館の外れのピッツェリアで、野菜スープとハム、ポテトの盛り合わせの軽い食事です。料金は11ユーロ。少し高めですが、ヴァチカンとかは観光の中心地なので、全体的に高いんですよねぇ。まあ仕方ありません。
さて地上に戻って再びサンピエトロ広場に戻ると先ほどの列がもっと長くなっていました・・・。ここで緊張感が切れてしまったので、ホテルに帰って昼寝することにします。
オッタヴィアーノ駅から地下鉄に乗りましたよ。交通機関を使ってしまうところで、いかに疲労したかを感じることが出来るでしょう。それでは1時間ほどお昼寝します。
1時間ほど寝たところで、初日に電車で出会った学生さん(以降うっちーで統一)から電話が掛かってきました。ご飯でも食べましょうとのことですが、スペイン広場とトレビの泉に行ってからというので、その帰りを待っているのも辛いので、連れて行ってあげることにしました。
まずはトレビの泉を見に行きました。夜に来るのは久々なので、ついでに写真も撮ってみました。夜はライトアップして素敵ですね。
スペイン広場は土曜の夜と言うこともあって、昨日とはうって変わって、ものすごい人です。その前に広がるコンドッティ通りも大変なことになっていますね。この写真でわかるかなぁ・・・。
で、とりあえず当初の目的を果たしてお腹が空いてきたので、ご飯を食べに行くことにしました。歩きながらいろいろ話していると、なんとパンテオンを見ていないというではありませんか。おそらく閉まっている時間ですが、外からでも見てほしいので連れて行くことにしました。
夜のパンテオンはとても幻想的でしたよ。うっちーによると「小宇宙(コスモ)が高まる」感じらしいです。とってもわかりやすい表現です。きっと魔鈴さんも喜んでくれるでしょう。
ここまで来たら食事はナヴォーナ広場かなと思ったので、がんばって歩くことにしました。でお昼にチョコレートを飲んだピッツェリアの隣でようやく夕食にありつきます。
ミネストローネ、スパゲッティ・カルボナーラ、ステーキ・・・食べ過ぎました、はい。昨日の昼食の反省などどこかに行ってしまったようです。どれも美味しかったのですが、このミネストローネは今まで食べた中で、一番美味しいミネストローネでした。ちなみにトータルで40ユーロです。
うっちーの方はステーキの代わりに薄切りの焼き肉のようなものを食べていましたが、おまけにモッツァレッラとトマトの付け合わせまで頼んでいます。子供の拳くらいのモッツァレッラが出てきてました。きっと多すぎると止めたのですが・・・案の定多かったようで、モッツァレッラとカルボナーラを残して凹んでいました。
「美味しいものを残してしまうとは~~~」と。
誰もが一度は通る道ですね。
さて帰りはよたよたと2人で歩いて帰ってきましたよ。二人とも膝が曲がらないので、おかしな動きですが・・・。うっちーとはまた日本で会おうということで別れました。旅先で友達が増えるととってもうれしいです。ちなみに彼はこの後パリに行くと言っておりました。
疲れもピークで明日出発の荷造りもそこそこに爆睡しました。
投稿日時: 2006年03月07日 18時40分
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2日目のはじまりです。今日から本格的に始動・・・と思いましたが、体がとっても言うことをきいてくれません。たっぷり8時間半くらいは寝たのですが。
とは言ってもホテルでじっとしていても仕方がないので、ゆるゆると9時半くらいにホテルを出ました。共和国広場のバールでカプチーノとコルネット(クロワッサン)で朝食を取るのが前回の定番だったので、今回もそうすることにしました。そんなところは保守的だったりします。
どこに行くかを決めずに出てきてしまいましたので、とりあえずはトレビの泉に行くことにしました。別に行かなくてもいいような場所ではあるのですが、トレビの泉で水を買うというのが定番ですので、これもとりあえずやっておきましょう。あ、別にトレビの泉の水を売っているわけではありません。
もののついでにスペイン広場にやってきました。気持ちいいくらい工事中で、しかも朝早いので人が全然いません。ここは誰もが知る高級ブランド街ですが、もちろんそんなお金は持っていませんので、ウインドウショッピングだけでスルーです。ウインドウの写真がないのは気にしないでください。
次はパンテオンです。ここも何度も来たことがあるのですが、雰囲気が好きでついつい来てしまう場所です。古代ローマの誇る傑作だと思います。
続いてはヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂を目指します。イタリア統一を記念して建てられたものですから、比較的新しい建物ですね。あ、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世はイタリア統一時の国王です。今は共和国ですが、当時は王国だったのですね。このサヴォイア王家の人々は共和国になった時に、どっかの国に亡命しているはずです。出来上がった当時はピカピカの大理石の建物の品がないなどと言われたようですが、100年以上経てば、それなりに落ち着いて見えます。
古代ローマと言えばフォロ・ロマーノという古代ローマの遺跡群も忘れてはなりませんね。塩野七生さんのローマ人の物語を読んだ人間としては、あれやこれやを思い出して、諸行無常を感じながら歩くのがとても楽しい場所です。
写真は元老員の議事堂の中です。この絵は復刻したものか当時のものかはわかりませんが、フレスコ画かなと思います。まだ色が残っているんですね。当時の絵の色などはポンペイなどでも見られますが、古代の人は想像以上に色遣いが上手いです。むしろ現代の方が使える色のバリエーションが多い分、配色が難しいのかもしれませんが・・・。
うろうろしているとお腹が空いてきました。各都市で1回はちょっといいものを食べると決めていますので、お昼ご飯を豪勢にしてみようと思って、バルベリーニ広場のリストランテに入りました。
選んだメニューは前菜がチーズの盛り合わせ、一皿目がサーモンのペンネ、メインはボローニャ風のカツレツです。ちなみにお酒はほとんど飲めないので、食事はガス入りの炭酸水が定番です。すでにチーズの盛り合わせがあり得ない量でしたが、ペンネもカツレツも日本の量ではありません。半ば気持ち悪くなりながら完食しました。そこまでして食べなくてもと自分でも思うのですが、出てきたものは食べないといけないような気がしまして・・・。ちなみにこの昼食に56ユーロも払っています。日本円で8000円超えてます・・・。あらためて思います。食べ過ぎました・・・。
お腹が大きくなりすぎて、気力がなくなったので、これも定番のお昼寝です。8時間以上寝て、昼寝までするのが私のイタリア生活のスタンダードです。無理して観光などしません。次に来ればいいだけですので。
と言うわけで1時間ほど寝てすっきりしたので、メル友のマーラとの待ち合わせです。場所はポポロ広場に8時です。歩いていくのはちょっと遠い距離なのですが、ローマでは基本的にバスとか地下鉄は使わないようにしています。歩いているとおもしろいものが見つかるかもしれませんから。ポポロ広場のオベリスクも見事に工事中です・・・。
マーラは時間通りに来てくれました。僕の顔もちゃんと写真で覚えていてくれたようで、すぐに近寄ってきました。少し日本語も勉強しているのですが、明らかに片言です。単語だけ話してます。
少し話した結果、どうやらイタリア語の方が会話が早そうなので、ほとんどをイタリア語でした。電子辞書に心から感謝したいと思います。
しばらく散歩してからピッツェリアでご飯を食べようということになったのですが、私、はっきり言ってお昼ご飯を消化し切れてません。ポポロ広場に来るまでに喉が渇いてジェラートを食べてしまったし・・・。
嘆いても仕方ないので、カルツォーネを注文しましたが、少し残してしまいました。何かおかしい気がします。お昼の食べ過ぎでいろんな計算が狂っています。言うなれば、カリブでめのうクエを受けて帰ってきたのに、全てのめのうを交易所で売り払ってしまって、商館で買おうとしたら売ってなかったので、仕方なくクエを破棄したという感じでしょうか・・・。あ、このくだりがわからない人は飛ばしてください。
そんなわけで胃もたれ大爆発状態で、スペイン広場からバルベリーニ広場まであーだこーだと話しながら戻ってきました。マーラはバルベリーニ広場からバスに乗って帰っていきました。どうやら1時間以上掛かる遠いところに住んでいるようで、バスの乗り換え途中に暇そうに電話を掛けてきてくれました。なんだか突然来たのに申し訳ない感じです・・・。
そんなわけで何もせずにお金だけを垂れ流した一日でした。明日から反省して緊縮財政に努めます・・・。今は日が変わって0時13分。シャワーは起きてからにすることにして、また9時間ほど寝ようと思います。
ではではおやすみなさい。あ、明日どこに行こう・・・。まあ起きてから考えます。常に行き当たりばったりですから!
投稿日時: 2006年02月28日 20時03分
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さて2006年度版のイタリア旅行記のはじまりです。今回も一昨年と同じく19日間の旅程となります。と言っても一日目は移動が中心なので、たいしてかくことはないのですけどね・・・。
現在イタリアへの直行便はJALとアリタリア航空だけですので、例によってJALのお世話になることになりました。僕をイタリアに運んでくれたのは、この子です。ちなみに今回の利用で韓国には無料で行けるくらいのマイルになるはずです。
しかし12時間の飛行機はやはり苦しいものです。となると横に美人でも座ってくれれば少しは楽になるに違いないのですが、7人の家族連れの中にはまってしまいました。これで移動の楽しみは絶望的です。
前日徹夜できておりますので、とりあえずは寝る訳なのですが、ずっと寝ているのもしんどいので、ここは映画に逃げるしかありません。
まずはウエストサイドストーリーで涙を浮かべ(薄暗くてよかった)、男たちの大和で号泣です(これも明るい時ならおかしな人に見えるです)。男たちの大和は角川映画なので、いまいち期待はしていなかったのですが、これはとってもおもしろい映画でした。
まあ機内で音楽なども聴くのですが、毎回疑問に思うのはJポップ・クラシックスというプログラムです。森進一の「冬のリヴィエラ」や田村英里子の「リトル・ダーリン」はJポップなのでしょうか・・・。歌謡曲か百歩(もとい一万歩)譲ってもニューミュージックだと思うのですが。イタリアとは何の関係もない話で失礼しました。
で、飛行機がローマのフィウミチーノ空港に着いたら中心地まではレオナルド・エクスプレスという列車に乗ります。その時、前に座っていた日本人の学生さんが声を掛けてきました。彼は東京の大学生で、この春から京都の会社に就職するらしいです。
お互い一人ですので、あれやこれやと話していたのですが、イタリアは初めてと言うことらしいし、ホテルも同じ方向なので、途中まで案内してあげるついでにご飯を一緒に食べることにしました。
よく行くピッツェリアでハムとトマトのピッツァを食べて締めはもちろんエスプレッソです。10ユーロくらいになるのですが、このボリュームなら良しとしましょう。学生さんも初めてのエスプレッソに大満足のようです。
そんなわけで、前回も宿泊したホテル「SweetHome」にやってまいりまして、これを書いているわけです。メル友のマーラとの連絡も取れましたので、明日会うことになりました。電話でのアポイントだったわけですが、とりあえずそれくらいのイタリア語が出来るようになっているようで、それが今日の一番の収穫です。
疲れたのでシャワーを浴びて、荷物を動き回れるように整理して、本格的な観光もとい勉強は明日からということで。
それではおやすみなさい。
投稿日時: 2006年02月28日 19時50分
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元ウェブデザイナーの経験から、操作が必要なもののカラーコーディネートを得意としております。ウェブカラーに関する講演や執筆も多数あります。写真は飼い猫のぶるたんです。
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発行:技術評論社
2011年2月発売
発行:毎日コミュニケーションズ
2007年8月発売
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