あんまり知られてないようなのですが、住宅の内外装の色の提案も行っております。
家の内装を決める時に一番最初に決めるのは床のフローリング材です。壁のクロスの張り替えは出来ても、よっぽどのお金持ちでなければ床の張り替えは大変です。長く使う物ですので、これを決めるのが最重要です。
床を明るくするか暗くするかは好みですね。落ちついた雰囲気を好むなら、下面に大きく配置される床の色を暗くするのがセオリーです。床を暗くすると部屋が暗くならないかという質問をよく受けますが、壁紙と照明でいかようにも出来ます。
部屋ごとに床の色を変えるのは、室内ドアの色との兼ね合いがあるので、あまりおすすめしません。部屋の中と外で扉の色を変えることは出来ますが、多くの場合に割高になりますし、建具屋さんの腕次第という部分もありますね。
個人的には、床の色は全室揃えておいて、ラグやカーペット、ベッドカバーやカーテンといったファブリックの色で、イメージを変えればいいのではないかと思います。
「暗い色が好きなのだが、子供部屋だけは明るくしたい」という声も聞きますが、その場合には床の色を明るくしてもよいでしょう。例えば子供部屋が2階にある場合には、階段を上がったところの床から色を変えるとよいかもしれません。
こんな感じでまとめるとコーディネートしやすいかもしれません。
この場合には、2階の各階のドアは統一しましょう。部屋ごとに扉の色が違うと、ものすごく違和感が残ります。
後は真っ白や真っ黒に近い色の床は、ほこりが大変目立ちます。掃除がしやすいとも言えますが、掃除が苦手な奥さんには苦痛以外の何者でもありません。
予算に余裕がある場合には、床をタイル張りにして豪華なリビングを作ったりすることも出来るでしょう。でもかなり底冷えもしそうですし、暖色系のタイルでも木に比べるとかなり冷たい印象になります。マンションに比べると一戸建ての場合には特に強く感じられるでしょう。
大雑把に書いてきましたが、床の色が決まれば他の部分の色も決めやすくなります。壁紙とかは二の次でいいと思います。
改装することが前提となる店舗と異なり、住宅では長く住むことが重要になります。それには飽きない色選び、機能的な色選びをしておくことも重要かもしれません。