ホーム » 2009年イタリア旅行記 » イタリア旅行記 第10日
いよいよ大晦日になりました。イタリアで年を越すのは初めてなので、わくわくいたします。
そして曇り空からなんと晴れ間が! これは高いところからフィレンツェを一望しなければならないだろうと思って、朝食後に早速ミケランジェロ広場というところに向かいます。
連日の雨でアルノ川は大変濁っておりますが、そのようなことに構ってはいられません。
なんとかもやの掛かっていないフィレンツェの風景を見ることが出来ました。ここでは複数の中国人のカップルが結婚式も挙げてました。ドレスの裾がドロドロになってそうです。
なんとか晴れ間も見えて、フィレンツェに到着して初めての日光で、大変気分良くなりましたが、丘を下り始める頃にはまた雨が降り始めてきました。
そしてそのままサンタクローチェ教会へ向かいます。ここはガリレオ・ガリレイやミケランジェロ・マキャヴェッリと言った有名人たちが眠る場所です。
墓所と言うこともあり、大変静かなところなのですが、写真撮影は禁止されていないようです。
しばらく見学した後、ドゥオモ方面に移動して昼食です。比較的リーズナブルなピッツェリアに入って、フィレンツェ風と書かれたピッツァを食べました。要するにサラミのピッツァなのですが、これは本当に美味しかったです。安くて大変にぎわっているお店で、イタリアに来てから初めてレジでの会計を経験しました。お店の名前は忘れてしまったのですが、ドゥオモからプロコンソーロ通りを下って、ヴェッキオ宮殿に出る手前の広場の左側にあるお店です。
食後にいったんホテルに戻って、少し荷造りをしてから休憩しました。夜が長くなりそうなので、明日のローマへの移動の準備をしておきます。
18時過ぎにホテルを出て、しばらく町歩きです。カフェ・ビガッロでの夕食を20時で予約していたので、雨の中をうろうろする結果となります。もう1時間遅く出てきてもよかったなと深く反省してみました。
夕食はクロスティーニ、そして再びポルチーニ茸のリゾットで、メインにはバルサミコソースの掛かったサーロインステーキを選びました。先日食べたフィレンツェ風ステーキは素朴な味付けだったので、今度はしっかりしたソースの物を食べてみたかったのです。もちろんこちらも言うまでもないおいしさです。
嫁が選んだのは、ステーキをスライスしたものでした。こちらもシンプルで大変美味しゅうございました。もちろんデザートのレアチーズケーキとエスプレッソは付けました。
この日は22時に予約第2陣が来るということで、とりあえず撤収です。店員のめぐみさんには、この辺をうろうろするなら、また後で戻ってきてちょっとゆっくり話そうということで、いったんホテルに戻って、カウントダウンの態勢を整えます。シャワーを浴びてさっぱりしてから、23時過ぎに再出発します。
ホテルを出るとすぐ駅前になるのですが、そこでは女性アーティストのライブが行われています。ものすごい人だかりになっているのですが、いったい誰が歌っているのかさっぱりわかりません。多くの人が一緒に歌っているところを見ると、有名なアーティストだったのかもしれません。かなり年配の女性も一緒に口ずさんでいたところを見ると、大御所と呼ばれるようなアーティストだったのかもしれません。今となってはさっぱりわかりませんが、モニターで見る限り、歌っていたのは20代の若い女性だったということだけはお伝えしておきましょう。
街では至る所で、爆竹ともっと巨大な音の炸薬で、大変なことになっています。パンパンという爆竹の軽い音に混じって、時々地面を揺るがすようなドーンという音が聞こえてきます。日本ならテロか事故かガス爆発で警察とか消防がすぐに呼ばれてしまうでしょう。
次に向かったのは共和国広場です。ここではアマチュアっぽいブラスバンドの演奏が行われていました。ものすごくかっこいい曲だったのですが、これも知らない曲です。別の場所ですれ違った人が同じ曲を口ずさんでいたので、フィレンツェに縁のある曲か流行歌か何かなのでしょう。残念ながら人がいっぱいでブラスバンドは撮影出来ませんでした。
目標にしていたのは、シニョーリア広場です。ここではクラシック音楽の演奏がされるということだったのですが、到着したのは23時40分頃。既にクラシックvs爆音の激しい戦いが繰り広げられています。日本ではありえないことですが、既に最高潮。広場の色が火薬と煙でおかしなことになっています。こういう時にワルツが演奏されるのはどこの国でも同じのようです。いろんな曲をやってましたが、ヨハン・シュトラウス2世の皇帝円舞曲だけしか記憶に残っておりません・・・。
新年のカウントダウンはこのコンサートの司会というか指揮者によって行われました。爆音がすごくて何だかよくわからないうちに新年が来たような感じですが、あちこちで「Auguri!(おめでとう)」という声が上がっておりました。
轟音と煙に飽きてきたので、そろそろ休憩しようとカフェ・ビガッロに戻って、ワインであらためて乾杯します。もうお腹いっぱい食べていたので、椅子に座ってくつろいでおりましたが、1時くらいになってさすがに眠くなってきたので、オーナーのジョルジョにそろそろ帰って寝ると言うと、「この店は5時まで開いてるので、シャンパンをで乾杯しよう」とわけのわからないことを言い出します。そこへめぐみさんが戻ってきたので、やむを得ず乾杯することにしました。彼女の通訳によると、「このシャンパンはなかなか良い物なので、悪酔いとかしないので安心して飲め」と、またわけのわからないことを言っているようです。
日本語でめぐみさんと話したり、ジョルジョと店の外でタバコを吸いながら話したりしているうちに、2時半くらいになったので、またいつか戻ってくると言って撤収してまいりました。
ワインとシャンパンはジョルジョのおごりだったそうなので、深く感謝しながら3時過ぎに就寝しました。とりあえず寝不足決定のようです。