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イタリア旅行記2006 第14日

さて14日目です。この旅も終わりが見えてきて、今日から南下していきます。ミラノからジェノヴァも十分南下なのですが・・・。起床は8時。移動日はいつも予定時間よりも早く目覚めてしまいます。

海洋都市ジェノヴァからの旅立ちにふさわしい・・・大雨です。もちろん傘なんて持っていませんとも。まあ雨はいつか止むだろうということで、とりあえず朝食です。まずはピサへの移動が1時過ぎまで掛かるはずなので、いつもよりちょっと多めに朝食を取ることにしました。と言ってもビスコッティとコーヒー1杯増えただけですが。

荷造りを済ませていよいよ出発です。駅まではたった50m。ダウンコートのフードをかぶって一気にと思いましたが、荷物が重いのでやめました。ゆっくりと歩きます。

ジェノヴァ中央駅ここで時刻表との相談です。ピサに行く電車の候補は2つ。9時47分に出発して、12時45分に着く電車か、10時52分に出発して12時57分に着く電車か。私は少し迷った末に後の電車を選びました。同じ行き先なのに掛かる時間が1時間も変わるのは謎ですが、電車の中でじっと3時間はかなり苦痛です。タバコも吸えませんしね。食堂車はあるはずですけど、一人旅なので荷物をほったらかして食堂車には行きにくいし、荷物を持って食堂車に行くのはもっと辛い。

待ち時間が1時間半くらいありますが、そんな時はガイドブックを読んでいればすぐに時間は経つので大丈夫です。ガイドブックは名所の案内だけじゃなくて料理や歴史など読み物も結構乗っていますので、暇つぶしにも十分使えます。今回は「地球の歩き方 イタリア」を持ってきています。北部・中部・南部に細かく分かれているのもありますが、広い範囲で動くならこの一冊かなと思います。

そして電車に乗り込みます。早速出発です。次の停車駅はジェノヴァ・ブリニョーレ駅で5分も掛からないはずですが、そこに行くまでのトンネルでいきなり電車が停車します。まったく動かないまま20分経過。そこでアナウンスが。

「この列車は20分遅れます」

20分遅れて出発した電車が20分遅れて着くのは理解できますが、定刻に出発した電車がわずか数分の間に20分遅れてしまうのは僕の理解を少し超えています。いったい何があったのか誰か教えてください・・・。

ちなみに乗った列車は6人ずつのボックスに入るような形になっています。僕と一緒にいたのは英語を話す4人の家族連れで、どうやらオリンピックを見に行った帰りのようです。4人のうち1人は小さな女の子だったので、大人は3人という事になります。

が、どう見てもスーツケースが5つ。大小のリュックや手提げバッグなどを含めれば荷物は12個もありました。どうやって持つのかちっとも理解出来ません。家財道具を全て持って移動する遊牧民族のような状態です。困ったことにあまりの量の荷物に僕の荷物を置く場所がありません。仕方なく通路にスーツケースを放り出しているのですが、これが人が通過するたびに移動させなくてはならないので、寝る暇もないですよ・・・。

1時間くらいしてその状況に気づいて僕の荷物を置くスペースを空けてくれました。以上に窮屈でしたが。しかし残り1時間では寝れないですよ。終点まで行く電車ならともかく、ローマまで行く電車なので、途中下車になるんですよね。仕方なく起きたままピサに到着です。もちろん20分遅れで。

ピサでも少し雨が降っていました。お腹が空いていなかったので、先に観光を済ませることにしました。それほど強い雨ではないので、手荷物預かり所にスーツケースを預けて、フードをかぶって突撃です。

アルノ川これは途中で通過したアルノ川です。フィレンツェのポンテヴェッキオのところに流れているのと同じ川ですね。こちらの方が下流になります。ジェノヴァもそうなのですが、水の近くがとっても好きなようです。海水浴はかれこれ7年くらい行ってないはずですが。

ピサのドゥオモ30分近く歩くとドゥオモが見えてきました。ここは2回目ですが、やはりドゥオモは素晴らしい。もちろんフィレンツェのに比べれば規模は小さいですけれども。

ピサの洗礼堂これが洗礼堂。

ピサの斜塔いよいよ登場したのが斜塔です。4年前に来たときはワイヤーと錘で倒れるのを防ぐという原始的な方法で倒壊から守られていましたが、補強工事もどうやら終わっていたようです。明らかにおかしいのは変わりませんが・・・。

ピサと言えば、この斜塔くらいしか思い浮かばないかもしれませんが、中世までは強力な海洋都市国家で、ヴェネツィア・ジェノヴァ・アマルフィなどと並んで四大海洋都市などと呼ばれておりました。これで残るはアマルフィだけですが、観光するにはあまりにもマニアックな気がします。ジェノヴァが十分にマニアックだという気もしますが・・・。

さて観光を20分で終えて駅に向かいます。ここは昔来たことがあるし、乗り換えついでに降りた感じなので、これで十分です。もちろん斜塔の置物も購入しません。

何事もなく駅まで歩いて戻るとお腹が空いてきました。フィレンツェまでは1時間強で、いくらでも電車があるので、腹ごしらえをすることにしましたが、切り売りのピッツァかマクドナルドかの二者択一を迫られます。ピッツァの方があまり心をひかれるようなものではなかったため、不本意ながら今回二度目のマクドナルド行きです。

ちなみにこちらではだいたいセットで6ユーロかかります。850~900円くらいだと思ってください。イタリアの物価が安いと思っている日本人と、日本の物価が高いと思っているイタリア人に申し上げます。明らかに日本の方が物価は安いです。家賃の話についてはまた後ほどしましょう。

さて食べ終わったので、何事もなくフィレンツェに出発します。そして無事到着。30分くらいは眠れました。昨日インターネットで予約した駅近くのホテルに荷物を置きに向かいます。予想より近すぎて行き過ぎちゃいましたが、これも愛嬌でしょう。

マキャベッリ・パレスの客室部屋に入ってみると、なんと浴槽がありました! この値段(60ユーロ)で、この立地で浴槽付きは奇跡に近いと言えるでしょう。欧米人は日本人のように浴槽に漬からないので、そんな設備などなかなかありません。どうやら2週間ぶりにシャワーのみから解放されます。

お腹は空いていませんでしたが、ちょこっとお土産の物色をしたいので、ふらっと外に出かけます。インターネットカフェにも入って、メールだけチェック。どうやら何事も起きていないようです。ジェノヴァでは全然メールを見られなかったので、ちょっと心配でしたが、どうやら問題は起きていなかったようです。

さて7時半を過ぎるとお腹が空いてきたので、ご飯を食べることにしました。目指すはいつものお店です。ここで食べたポルチーニ茸のリゾットをもう一度食べたかったので、戻ってきました。日本語が通じる店員さんの存在はどうでもいいんですけど、ここに来ると確実に美味しい物を食べれるというお店があるのは幸せです。高いお金を出して、美味しくなかったら泣きそうになりますからね。

今日食べたのはポルチーニ茸のリゾットとバルサミコ風味のステーキです。両方とも前に食べたのでリピートになるのですが、これが非常に美味しゅうございます。繰り返しますが、ポルチーニ茸のリゾットは絶品です。あ、珍しく赤ワインも一杯飲みました。やばい明日も行ってしまいそうだ・・・。またまたおまけしてもらって30ユーロです。毎回まけてもらっていて申し訳ないなぁ。

店員のお姉さんといろいろ話していたのは、その物価の話。リラ時代から比べると1.5~2倍くらいになっているようなのですが、特にひどいのは家賃らしいです。一部屋のみトイレ・バス共同で350ユーロ(5万円強)くらいだそうです。日本だとこの値段のワンルームならユニットバスくらいはついているはずです。

このお姉さんは友達と住んでいるそうですが、家賃は1000ユーロ。日本円だと15万弱くらいでしょうか。どう考えてもありえない金額です。しかも本当は1200ユーロのところを値切ってこれだそうですから・・・。

リラ時代は2000万円くらい出せば家を買えたそうですが、今なら最低でも6000万、中心地になると1億以上になるそうです。しかも設備や間取りは今イチだとか。イタリア生活も楽そうではありませんね。

さて帰り際に明日の行き先を相談。ルッカとシエナのどっちがおすすめか聞いたのですが、行ったこと無いならシエナに、時間があればついでにサン・ジミニャーノまで足を伸ばせると教えてくれました。

そんなわけで明日はシエナからサン・ジミニャーノというコースで、夕方にフィレンツェに戻ってこようかなと思います。さすがにそろそろ資金が尽きてきましたが、出費覚悟でこのまま優雅に観光して、食べ歩こうと思います。

たまのイタリアなんだからそれくらい構わないですよね? ではではまた明日。

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