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イタリア旅行記2009 第12日

さて、本日は予約していたナポリ・ポンペイ1日ツアーに参加いたします。自分で行けない場所でもないのですが、南の方は不慣れなのと治安があまりよろしくないのとで、嫁を連れて歩くのは難しいかなと思ったので、ネットで探して現地発のツアーを申し込んでおきました。

申し込んだのはAlan1.netという海外初のオプショナルツアーの予約サイトところからです。「美港を誇るナポリ・火山に埋もれた古代都市ポンペイ1日観光ツアー(ローマ発/昼食付/日本語ガイド)」となっておりますので、ガイドについて歩くという体験を久々に出来るので、それはそれで楽しみです。「ローマ環状線内エリアお迎え付き」で一人115ユーロ(≒15,300円)です。やや割高な気もしますが、ローマ-ナポリ間のエウロスターの2等車での往復が88ユーロだと考えれば、食事もついて案内もしてくれるなら、それほど高くもないでしょう。

とは言うものの、ツアーを主催するマイバス社の集合場所がホテルから数分のところなので、迎えに来てくれるはずもなく、集合場所までお越しくださいとのことです。地図を見ればわかるのですが、もっともですね。

マイバスツアーのバス天気は相変わらずで、小雨が降ったりやんだりですが、嫌なのでツアーを辞めるというわけにもいかないので、朝5時半に起きて、18時半に集合場所に向かいます。朝食は昨日買っておいたコルネットで軽く済ませます。バスの出発は19時ですがまだまだ薄暗いです。やはり緯度が高いのですね。毎日日が完全に上るまで寝ていたので気づきませんでした。片道約3時間をこのバスが連れていってくれました。

途中、パーキングエリアでの休憩と定番のカメオ工場の見学です。いろいろな大人の事情があるのでしょう。ここの従業員の日本語があまりにも流暢なので、やや興ざめだったのですが、買ってらっしゃる方も多かったようです。

ナポリのガレリアナポリに着いたら、車窓ツアーです。治安もよろしくないので、一般的にこういうツアーではバスから降ろしてくれません。立派なガッレリアも水滴越しに眺めるだけです。

ナポリの卵城しかしながら、途中の絶景ポイントでは、車を止めて撮影することが出来ました。ガイドさんによると、警察がいなかったら写真撮影しますとのことです。運が良いことに、この時は少し晴れ間も見えてきました。こちらは卵城。

ナポリ湾「ナポリを見て死ね」というくらいですから、ナポリ湾の景色は素晴らしいです。ちなみに前にナポリに来たときも同じような天気でした。快晴のナポリは未だに見たことありません。

撮影を終えると次はポンペイに向かいます。まずはお昼ご飯です。ポンペイ遺跡のすぐ傍にあるリストランテです。4人掛けの席で広島から来たという新婚さんと同席しました。聞くとツアーで来て、明日日本へ帰るということ。奥さんの方が元々おとなしいのか疲れ切っていたのか、ものすごくおとなしいので、やや会話に困りました。

さすがにツアーのご飯はいまいちでしたが、まあ贅沢は言ってられません。ただお腹いっぱいにはなりました。こちら2名と向こう2名でパスタの量が1.5倍くらいの差がありました。きっと向こうの旦那さんは足りなかったことでしょう。

ご飯中にカンツォーネを歌う流しもやってきました。フニクリフニクラなどお馴染みの曲を3曲ほど歌っていたので、少しだけチップを渡しましたが、正直あまり上手ではなかったので、僕が歌うのもあんまり変わらないなぁなどと思っておりました。

ポンペイの犬昼食後はいよいよポンペイ遺跡の見学です。これは2000年前の遺跡から出てきた犬ではなく、ただの犬です。野良犬ではなさそうですね。

ポンペイ遺跡の入り口の一つさて、どうでもいい写真を挟んで、いよいよ遺跡の中です。

ポンペイの街角かなり立派な街で1万人以上の人が住んでいたと言われています。上下水道もあったなんてすごいなぁと思います。

娼家の中これはいわゆる娼家の中です。サービスメニューを絵で示したと言われていますが、それよりも当時の色がまだ残っているのが驚きです。

公衆浴場こちらは浴場の中。

秘儀荘のポンペイレッドポンペイレッドと呼ばれる赤が色鮮やかに残っています。この建物は秘儀荘と言うのだそうですが、その名の通り、あやしげな宗教的な儀式のようなものが行われていたそうです。

ポンペイ観光は9年ぶり2回目となるのですが、新鮮な驚きもあって大変楽しかったです。

見学が終わるとバスでローマを目指します。途中、土産物屋に寄るのはこういうツアーの定番です。とりあえずハンドクリームだけ買ってみました。高かったけど・・・。

19時頃にローマに到着して解散となりました。バス移動であまり足も疲れていないので、トレビの泉方面夜のお散歩に出かけます。うろうろした結果入ったお店はものすごくいまいちでした。と言うより全然だめです。ラザニア・ステーキと飲み物・デザートまでついて16ユーロ半(≒2200円)と値段は安いのですが、ピーナッツ屋で同じくらいの値段でそこそこの物を食べているので、ものすごくコストパフォーマンスが悪い気がします。結局、エスプレッソも付けずに出てきました。帰りに近くのお店でジェラートを買いましたが、こちらはかなり美味しかったです。

イタリアで見た逸材の出る番組「Chiama e Vinci!」ホテルに戻ってぼんやりとテレビを見ていると、ものすごい番組を発見しました。どうやらタイトルは「CHIAMA E VINCI!」というそうです。クイズを出して、視聴者から電話を募り回答させるというものです。司会者は久本雅美を彷彿とさせるような女性です。

何がすごいのかというと、まず2時間番組で問題が2問しかありません。その2問も全く異なる形式です。1問目は謎の数式の答えを求める物です。多くの人が電話を掛けてくるのですが、全く正解しません。一応制限時間もあるようで、司会のお姉さんが残り2分とかコールをし、カウントダウンが進むのですが、電話が掛かってきて不正解の後、タイマーはリセットされ、再び最初からカウントダウンが始まります。何のためのカウントダウンか全く分かりません。

そしてこの問題の回答者は出ませんでした。もちろん正解は発表されるのですが、なぜその答えになるのかという説明がないままに2問目に突入します。日本のクイズとか雑学番組のような親切さはどこにもありません。

続いて第2問はピラミッド状に配置された文字から文章を探し出すというものです。これは実はおそろしく簡単で、言葉の壁がある僕にも回答できるという類のものです。しかも絶対にわかるようなヒントが一定時間毎に出てきます。しかしここで重要なのは、電話が一切鳴らないということです。僕に答えがわかるということは、イタリア人ならもっと簡単にわかるので、じゃんじゃんと電話が鳴るはずです。にも関わらず、1問目のように電話が次々と鳴るというわけではないのです。すると当然、妙な間が出来ますので、その間はお姉さんのトークや小芝居を延々と放送するという、もはやクイズでも何でもないお姉さんの一人舞台です。

まったく電話が鳴らないわけではなく、10分に1本くらいの割合で電話がなるのですが、不正解となります。そして放送時間終了が近づいてきたようで、お姉さんのカウントダウンが始まりました。1問目は毎回カウントダウンしてるのに、2問目は最後しかカウントダウンしないというのも不思議です。

そして答えが全部わかるようなヒントが出た後で、最後に電話が鳴ります。もちろん正解で賞金も最後に電話を掛けた人のものとなり、そのまま番組が終了します。

イタリア語がよくわからないので、基本ルールなどがわからないのですが、この番組は視聴者参加のふりをした、お姉さんの一人舞台を楽しむべき番組なのかもしれません。画面にはずっと電話番号や賞金が出ておりますが、きっと電話の鳴る回数も恣意によるものでしょう。

しかし、最も驚くべきは2時間という長丁場をたった2問のクイズで持たせるというこの司会のお姉さんの驚くべき技量です。電話が掛かってくるならともかく、掛かってこない後半で言葉のわからない僕が釘付けになるくらいです。みのもんたや島田紳助のトークは相手があって成立するわけですが、このお姉さんは独り言で成立させてしまうのです。もしかすると恐るべき逸材なのかもしれません。

すっかりこのお姉さんのファンになってしまったのですが、名前もわからずネット上でも番組の情報などはあまり見つかりません。どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただければと思います。

この番組だけでものすごいボリュームを書いてしまいましたが、見終わったらシャワーを浴びて就寝しました。旅行も残すところ3日です。

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