いよいよ丸一日イタリアで過ごすのも最後となりました。昨日は快晴だったのですが、予想通りにこの日も雨です。郊外の方に行くという選択肢もあるのですが、さすがに旅行の疲れも出てきていたので、近場で過ごすことにします。
まずはバチカン方面に向かいます。サンピエトロ大聖堂の屋上に上っていなかったのと、サンタンジェロ城の見学をまだしてなかったんですよね。晴れたら行こうと思っていたのですが、なかなか晴れなかったので、つい忘れておりました。
共和国広場から地下鉄に乗って、サンタンジェロ城に着きましたが、見事に月曜日は休館日となっております。仕方ないので、サンピエトロ大聖堂に向かいますが、ここはおそろしい人で、とてもではありませんが、中に入れそうにありません。最終日に並んで過ごすのももったいないので、まだ歩いていない辺りの散策に向かいます。
しばらく歩いていると、ネコを発見いたしました。ものすごく人なつこいネコで、嫁の膝に乗ってきます。ネコを下ろした嫁の服はずぶ濡れになっておりました。きっと濡れた毛皮を拭きたかったのでしょう・・・。
よく見るとこの辺りの遺跡はネコだらけです。まさに入れ食い状態。最終日にこんなところにたどり着くとは。神様に感謝しなければなりません。などと考えていると、「TORRE ARGENTINA CAT SANCTUARY」という看板が目に入ってきました。どうやらここが噂に聞いていたネコの保護区のようです。
数え切れないくらいのネコがいたのですが、ここではダイジェストでお届けします。もしかしたら普通の人にはダイジェストすら必要ないのかもしれませんが・・・。
その次はサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会というところに向かいます。ツアーで連れて行かれるようなメジャーな教会ではないのですが、多くの美術品が所蔵された教会です。青と金色の天井画とても印象的です。
この辺りの物も写真が撮れるのがうれしいですね。当然フラッシュは焚いていませんが、焚きまくって写真を撮ってる人も多く見かけました。写真撮影禁止の教会とか美術館も多いんですけど、そうでないところはやはり見る側、撮る側の人間が配慮したいものです。
この辺りでお腹が空いてきたので、教会の近くのナヴォーナ広場の横にあるリストランテ「4 COLONNE」で昼食です。12ユーロ(≒1,600円)くらいで、ブルスケッタとパスタとお水のセットを注文しましたが、なかなか美味しかったです。普通のメニューも食べてみたい気がしました。それはまた次回と言うことで。
疲れてきたので、ホテルに戻ります。ゆっくり休んで、最後の夕食に出かけます。もちろん最後を飾るのはピーナッツ屋です。この価格帯では抜群の安定感なので、きっと次にローマに行く時も必ず行くでしょう。食べたのは夜はピーナッツ屋。ファルファッレ、カレーソースの鶏胸肉のソテー、付け合わせはほうれん草のソテー、エスプレッソでした。イタリアのお店でカレー風味というのはあまり見あたらないので、新鮮な感じです。ちょっと濃い感じがしましたが、なかなか美味しかったです。
ホテルに帰ってきて荷造りをしていたのですが、どうも所持金が少なくなってきたので、ホテルの前にあるATMでキャッシングしようと思って再び出発したところ、一人の中年男性に声を掛けられました。ここで4年前のイタリア旅行の時のブログの記事を引用します。
そうすると見知らぬ外国人が英語は話せるかと言いながら近づいてきます。聞いているとトルコから今日やってきて道がわからないから教えてくれと行ってます。実はイタリアに着いて早々にも同じようなのに話しかけられています。
これ実はローマで有名なキャッチバーの勧誘です。そのうち一杯飲みに行こうと言い出すだろうと思っていたら案の定でした。とりあえず「いらん。のまん」と行って立ち去ります。
だいたいローマで日本人に道を聞くのがおかしいです。日本で道がわからない時に外国の人に聞くはずがない・・・。でもこれにひっかかる人も多いみたいなんですよねぇ。皆さんも話しかけられたら注意してくださいね。
今回はトルコではなく「ギリシャ人」として、前に声を掛けられたのと同じ男でした。「どこかで見たような」というよりも、「前と同じおっさんやん」と認識出来るくらいです。これはきっと笑いの神が降臨したに違いありませんので、一通り話を聞いて、最後はホテルで嫁がいるからと笑顔で握手して去ってきました。
地図を見ると、前回とかなりの近距離ですので、この辺りが彼のテリトリーなのでしょう。僕も毎回同じ辺りに宿を取っているので、また次も遭遇できるかもしれません。
と言うわけでキャッシングはせずにホテルに戻ってきました。昨日一昨日の例の番組がこの日は放送されていなかったのがイタリアでの心残りとなりました。明日はいよいよ帰国です。
投稿日時: 2010年03月03日 15時30分
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さて、前半のローマ滞在も最終日になりました。とは言え、まだ後半に5日ほどあるので、まったく旅立つような感慨はありませんが・・・。少し冷え込んできましたが、久々の晴れで気分良くお散歩に出かけられそうです。
今日はまだ行ってない南の方へ出かけます。まずは地下鉄に乗って、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂に行ってみました。ここはバチカンに教皇が移る前にカトリックの総本山であったところで、非常に由緒ある重要な教会なのだそうです。
日曜の朝なので、もしかしたらミサで入れないかなと思ったのですが、普通に入ることが出来ました。実は前に来たときは立ち入り禁止になっていたんですけどね。スピーカーから聖歌が流れております。大変上手に聞こえたのですが、これはスピーカーのマジックでして、近づいてみると言うほどでもなかったのが残念です。これくらいの大教会だと立派な聖歌隊がいるのではないかと期待してみましたが・・・。
奥の方に進んでいくと、ミサをやっております。写真を撮るのはどうかと思われたのですが、みんな遠巻きに撮っておりましたので、参加してみました。
次に歩いてカラカラ浴場に向かいます。カラカラ帝が作ったので、そのように呼ばれておりますが、この人の本名は「マルクス・アウレリウス・セウェルス・アントニヌス」だそうです。カラカラは彼が来ていた外套に由来するのだそうです。
ここの入場券売り場の前で、また大変人なつこいネコに出会いましたので、ここでも撫でまくりです。同じく観光に来ていた小さな女の子が撫でると、気持ちいいのかひっくり返って喜んでおりました。あまりにもかわいいので、ここでたっぷり10分ほど使ってしまいます。
ものすごいスケールで、3000人くらいが同時に使えたらしいです。宝塚チボリ カラカラテルメはなくなってしまいましたが、1800年前のこの浴場はまだまだ当時の姿を残しております。
モザイクの床なども雨ざらしのままで、まだ残っています。ここへ来ると当時のローマの建物はすごかったのだなぁと、あらためて実感します。
疲れたので、テルミニ駅まで地下鉄に乗って、いつものスーパーで切り売りのピザとケーキを買って、ホテルでの昼食にしました。ココアのケーキを買ったのですが、ココアパウダーのかけ過ぎで、粉っぽいというより粉そのものを食べているような感じです。口に入れると固まって、まったく食が進みません。気合いで完食しましたが、今までで最高に食べにくかった食べ物ランキングの第1位に認定したいと思います。
さて、当然のように昼寝しまして、夕方から再びネコ捜し散歩に出かけます。
まずは路地裏を散歩です。残念ながら、この辺りではネコに出会えませんでした。
そのままヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂を目指します。昼は堂々としておりますが、ライトアップされるとまた雰囲気が変わりますね。
日曜の夕方だからでしょうか、どこも人でいっぱいです。ものすごい人をかき分けながら、もう一つの目的地であるH&Mに向かいます。日本にも数店舗ありますが、大阪にはまだありませんので、嫁がどうしても行きたいと申しました。嫁はシャツとセーターを買っておりましたが、メンズがなかったので、僕は何も買わずに撤収してきました。
その後はポポロ広場を経由して、スペイン広場に行き、地下鉄に乗ってテルミニ駅まで戻りました。
夕食は初日に行ったお店で3回目の食事を行います。ちなみにこのお店は「ピーナッツ屋」と名付けられました。ピーナッツがおいしいとかそういう理由ではありません。
このお店にはいつも陽気な呼び込みのお兄さんがいるのですが、中で店を取り仕切っている店長らしき人とよく似ている・・・と言うより、同じ顔であることに気づきました。きっと兄弟なのでしょう。その顔がPEANUTSに出てきそうな顔だったので、彼らのことをピーナッツ兄弟と呼んでいたので、我々の中ではこのお店はピーナッツ屋になりました。
付け加えておくと、別に若いバリスタ兼ウエイターがいたのですが、この人も同じ顔をしています。きっとピーナッツ3兄弟であると勝手に断定しました。確認はしておりませんが、ほぼ間違いないでしょう。
誰も得しない情報を書いてしまいましたが、ここで本題に戻りましょう。夕食の内容は茄子のファルファッレ、マルサラ酒風味のエスカロップ、付け合わせには当然のように山盛りのフライドポテト、食後は言うまでもなく、エスプレッソにしました。
明日はいよいよフィレンツェに移動です。荷造りを済ませてから寝ます。
投稿日時: 2010年02月04日 12時28分
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さて、今日はクリスマスです。お店もかなり閉まっていることが予想されます。あまり気にせずに元気に出発・・・と思いたいところですが、あいにくの曇天です。ですが、いつもの朝の一人散歩で、ちゃんとテルミニ駅周辺が空いてることは確認しておきました。駅前のマクドナルドも閉まっていたのにはびっくりしましたが、さすがに駅構内は開いておりました。
まずは銃で武装した警察官のいる大統領官邸を通って、トレビの泉に向かいます。
大通りはまったく通らずに、路地を歩いていきましたが、こういう雰囲気も大好きです。
トレビの泉は正直どうでもいいくらい通ってるので、軽くスルーしようかと思いましたが、ここでとても人なつこいネコを発見。ぶるたんが死んでから、かなりネコ不足だったので、撫でまくってみました。
次はヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の周辺を探索してみます。ここでも3匹のネコを発見しました。
ローマを作ったロムスとレムルスは狼に拾われて育てられたという神話があります。ネコではなく狼ですが、まあついでに掲載しておきましょう。
そしてまったくお店が開いていないコルソ通りを歩きます。ここは左右にずっとお店がある中心部を走る道路です。僕のイメージは御堂筋です。一車線しかないですけど・・・。
そこから昨日も通ったコンドッティ通りを経由して、人もまばらなスペイン階段に到着です。ここで、嫁の膝が限界に達したようで、身動き出来なくなったので、しばらく休憩です。
一人で上った階段の上には、こんなジオラマが。クリスマスには各地の教会にこのようなものが置かれるようです。ナポリで作られているものが有名であるというような話を後で聞きました。
とりあえず噴水前に座らせておいて、周囲を一回りしましたが、ほとんどのお店が開いていないので、お昼を食べるのも少し歩かなければならないようだったので、また素直にここから地下鉄に乗りました。共和国広場まで帰って、素直にホテルに直行です。
どうやら膝が痛くて動けないようなので、スーパーにお昼ご飯を買い出しに行ってみました。賞味期限の近い50%オフのパニーノとあやしげなマリネを買ってきて、ホテルで昼食です。味はまあこんなものでしょう。日本のスーパーとかの菓子パンとかサンドイッチってすごく良くできてると思いました。
ホテルに戻ってくると、かなり雨が降り出したので、再出発する元気もなく、そのまま昼寝します。晩ご飯までごろごろするとかなり元気になりました。体力的にもそうなのですが、旅行先で何もせずにごろごろするというのは、最高の贅沢だと思います(笑)
夕食は到着した日に食べたのと同じお店です。ここの定食は味もまずまず、ボリュームがあって、安いという大変素敵なお店です。スパゲッティ・カルボナーラ、レモンソースのエスカロップ、付け合わせにフライドポテト、フルーツポンチのデザートまで付いてる上に、ちゃんと水までセットに含まれています。食後のエスプレッソまで付けて17ユーロ(≒2260円)ですので、これだけの量であれば、なかなかと言えます。
明日は朝からボルゲーゼ美術館の予約を入れているので、今日は体を休めるために、早寝とします。
投稿日時: 2010年01月31日 23時17分
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さてジェノヴァ生活2日目です。今日はぐっすりと眠れたので、8時過ぎに目を覚ましました。王宮は午前中だけなので、早めに動くことが出来そうです。9時半にホテルを出発です。
朝食はいろいろと並んでいるのですが、コーヒーとオレンジジュース、コルネットにちょっとだけハムを追加しました。なぜコーヒーかというと、エスプレッソマシンが動かなかったのですね。いわゆるアメリカンですよ。こっちで飲んでもちっともおいしくないです・・・。
そんなわけで王宮まで出発です。と言ってもホテルから300mくらいしか離れていないので、すぐなのですが・・・。昨日は入館を拒否(休み)されましたが、今日は入れてもらえました。
王宮の庭からは海も見えてとってもよい感じです。ここジェノヴァにはヴァン・ダイクの絵がたくさん残っていて、ここにももちろんあります。が、あまり好きではないので心に響きません・・・。
次は街歩きです。本当は赤の宮殿と白の宮殿に行きたかったのですが、連続で絵を見るととっても疲れてしまいます。限度は2つくらいだと思うのですが、昨日休みだったために今日3つ見なければならないという状況です。ジェノヴァに来られる皆さんは、ぜひ月曜日を外して予定を組んでくださいね。
うろうろしてるとそろそろ12時半。お腹も空いてきました。ここで昨日目をつけておいたトラットリアに向かいます。いい雰囲気のお店で、地元リグーリア料理を食べさせてくれるみたいです。
食べたのはサラミ、クルミソースのパンソッティ(ラビオリの親戚)、ウサギ肉のリグリア風です。おまけにパンケーキまで付けました。全部で33ユーロ(5000円弱)で大満足です。各都市で1回は贅沢しようという目標も達成できました。今回は眼鏡も壊していないし、自分の物を全然買っていないので、比較的お金に余裕がありそうな感じです。
店員のお姉さんがものすごく美人で感じもよかったことも付け加えておきましょう。ジェノヴァに行く人はあんまりいないとは思いますが、知りたい人は名前と場所を教えますので、連絡ください。あ、お姉さんの名前じゃなくてお店の名前です。
さてお腹も一杯になって、元気になったところで、赤と白の宮殿のはしごです。が、食べ過ぎてしんどいのと絵を見すぎて頭の中もいっぱいになってきました。一枚ずつ鑑賞していくという気力がなくなったので、ここは飛ばし見します。ヴァン・ダイクばっかり出てきても心が浮き立ちません。1枚だけあったカラヴァッジョがせめてもの救いでした・・・。
かなり頭を使ってしまった感じがあるので、自然でも見ようと思って、フニコラーレ(ケーブルカー)で山の上まで一気に上がります。片道50チェンテージミ(75円くらい)なので、ぜひ上ってみるといいと思います。ジェノヴァの街が一望できて、頭もリフレッシュ出来ました。
帰りは街を見下ろしながら自分の足で下ってきました。1時間近くかかりましたが・・・。ケーブルカーの直線走行で10分近くかかる距離ですから、くねくね降りていく道路だと推して知るべきでしたが、かなり頭が悪くなっているようです。道も良くないし、下りはやはり足に負担が掛かります。
よれよれになりながら、とりあえずいったん休憩のためにホテルに戻ったのは5時を過ぎてからでした。お昼ご飯を適当に食べていたら、すでに行き倒れていたかもしれません・・・。ここで30分ほど仮眠を取ることにしました。少し休まないと足が動きませんので。
目が覚めたら6時半でしたが、お昼の影響でちっともお腹が空いていません。幸い足は元に戻ってきていたので、歩いているうちにお腹が空くだろうということで、街歩きの再開です。
夜のフェラーリ広場です。同じ場所でもライトアップすると全然印象が違いますね。こういうのが仕事に活きてきます、多分。
お腹が空かないままうろうろしていましたが、昨日書いたようにトラットリアは路地にあったりするので、路地をのぞきながら歩いていると、特に薄暗い路地の奧から黒人の女性が手招きをしてます。間違いなく何かを売っているに違いありません。きっと人類最初の職業の人でしょう。気力、体力、勇気、お金の全てが僕には欠けていますので、ここはスルーです。
そんなこんなで2時間も歩いてしまったのですが、ちっともお腹が空きません。結局軽く済ませようと思って、昨日の夕食と同じピッツェリアに入りました。
すると向こうの方で魚介類のスープを食べている人がいます。これならあっさりしてるかなと思って注文してみると、これがとってもおいしい! さすが海洋都市。海の幸はとってもおいしいです。大満足の夕食で払ったのは食後のコーヒーと水も併せて24ユーロ(3500円くらい)でした。とっても安い感じです。この値段を安いと感じる自分の金銭感覚には多少疑問を持ったりしますが、ここはイタリアなので気にしないことにします。
ホテルに戻ってきたのは9時半。また洗濯をして、出発の準備をします。明日は昼にピサに行って、フィレンツェに宿泊しようかと思ってます。ピサとかルッカの宿泊でもいいんですけど、フィレンツェの方が勝手がわかるので、動きやすいんですよね。ちょっと移動が大変かもしれませんが、ピサ中央駅には手荷物預かり所があるらしいので、なんとかなるでしょう。ゆっくり眠ってから出発しようと思います。
あ、今回のジェノヴァのホテルは無料でインターネットが使えます。一台しかなくってイタリア語と英語しか使えないけど・・・。とりあえず空くのを待って、フィレンツェのホテルを予約してみました。自分の足で探すのもおもしろいけど、移動が辛いときには便利です。私が使っているのはVenere.comです。前日の予約も大丈夫だし便利ですよ。日本語での予約もできます。
駅から5分くらいのところなので、疲れていても大丈夫な場所で探してみました。マキャベッリ・パレスという大層な名前がついていますが、3つ星ホテルで一泊60ユーロ。立地から考えるとまずまずの値段だと思います。
ではではおやすみなさい。
投稿日時: 2006年04月19日 14時39分
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さていよいよフィレンツェを後にして、北上を開始します。目標はパドヴァです。パドヴァはヴェネツィアの東、電車で40分くらいのところの街です。ここに私のイタリア語の先生、ルカの実家があります。まだ習い始めて2ヶ月くらいなのですが、ヴェネツィアは高いから泊まっていけということで両親に連絡してくれました。親切すぎますよね。
と、その前にまずはホテルを出なければなりません。実は昨日の寝付きが悪くて、少し寝不足気味だったのですが、とりあえず移動だけなら大丈夫かと思って、ホテルを9時半に出発しました。ホテルはフィレンツェの中央駅、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から5分という素敵な立地なので、キャリーケースがあっても全然大丈夫です。
しかし電車は出た後でした・・・。前日に調べておけばどうってことないのですが、そこが行き当たりばったりの悪いところです。
結局1時間後にしか電車がないので、駅でタバコを吸ったり、水を買ったりとどうでもいいことをして過ごしました。ここは思い切って1等車を取りましたよ。2時間以上電車に乗るので、2等車の座席だと辛いんですよね。腰痛はこっちに来てすっかり治りましたが、これは働いていないからです。
そんなわけで無事にフィレンツェを出発。予定通りに走れば13時には駅に到着です。ちゃんとルカのお母さんにも電話しました。
途中ボローニャ辺りを境に電車の中が冷えてくるのがわかります。きっとパドヴァに着いたら寒いんだろうなと思っていたら、駅を降りると電光掲示板に2度と表示されていました。フィレンツェに比べると10度近くも下がっているはずです。それはそれは寒かったです。
ここで到着の連絡をすると、そこで待っていろとのこと。現れたのは弟のダヴィデとその彼女か嫁かわからないヴェロニカでした。結婚はしてないけど、一緒に住んでいる感じで、どうやら私の知るイタリア人にはそんな人が多いようです。離婚がしにくい国だからかもしれません。
ご飯を食べたかと聞かれたので、まだだと答えるとマクドナルドに連れて行かれました。そこにルカの両親も登場です。とっても人の良さそうな夫婦でしたが、実際にものすごくいい人でした。この親にしてこの子ありの見本かもしれません。僕は片言しか話せませんが、なんとなく会話の内容はわかるので、フィレオフィッシュを食べながら聞いておりました。
食べ終わると5人で車に乗って、家に向かうのですが、その前にお父さんの友人の靴の縫製工場に立ち寄ります。子供の靴を作る相談みたいでしたが、イタリアの靴職人の仕事場を見られたのはとっても貴重な経験です。写真ですが・・・気にしないでください。
さてその後は家に向かいます。着いたのは3時半くらいでしょうか。晩ご飯までゆっくりしろということですし、あまりに寒かったのと寝不足で外に出かける気がしなかったのと、外に出ても驚くくらい何もないところなので、そのままお昼寝してしまいました。おそろしく遠慮がない自分にちょっと反省です。
起き出してしばらくすると一人の若いイタリア人がやってきました。ルカの友達でパソコンの修理に来たようです。僕も同じ事は出来ますので、一緒になって作業していました。それくらいしないと申し訳ないので・・・。
で、夕食です。両親とその友達と僕の4人の食卓です。パンとサラダとキノコの乗ったポークステーキのようなものだったのですが、これが非常に美味しい。イタリアのマンマの味というのはこういうものなのだと思いました。あ、ワインとレモンのリキュールも飲みましたよ。
食後には驚くものをみせていただきました。ゴジラという名前の猫です。見ていただければわかりますが、ありえないくらい大きいです。目の前にいるのにワイドテレビを見ているかのようです・・・。かわいいのですが、ふてぶてしさも感じます。今までに見た最大の猫は我が家にいたトラだったのですが、それを遙かに超えました。思わずカメラを手にしてしまいました。前の旅行の時も猫の写真を撮ったような気が・・・。前からわかっていたことですが、どうやら猫好きのようです(笑)
自分の家のようにくつろいでくれと言われて、明日の帰りも遅くなっていいし、ゆっくり寝ていていいからと家の鍵まで渡されました。とっても感激です。もうちょい感謝の表現とかも勉強してくればよかったかなぁと思ってますが、次への宿題が出来たと言うことにしましょう。
あ、この家はネット環境が充実しているので、自分のiBOOKを接続して、多少メールとか仕事もやっちゃいました。不在の時でも問い合わせとかは来ちゃいますからね。
今日は移動だけで終わっちゃいましたが、明日はヴェネツィアに向かって、別のルカの友達に会うことになってます。至れり尽くせりですね(笑)
寝る前にミラノに住む友達から、ミラノ風ステーキの材料を買って待ってるっていうメールが届きました。ぜひお返しをしなければならないと思うのですが、持ってきた手土産は飛行機の中に忘れてきてしまいました・・・。明日はこれをどのように言うか勉強もしたいと思います。
それではまた明日。
投稿日時: 2006年03月14日 19時35分
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朝9時までいつも通りの睡眠。朝食を済ませてから、まずは眼鏡探しの旅に出発。ホテルの周辺をうろうろと歩いてみるが、どうも眼鏡屋が見つからない。もしかしたらあったのかもしれませんが、眼鏡がないので見えていないのかもしれません。仕方がないので記憶を頼りに駅の地下街に行ってみたところ眼鏡屋さんを発見しました。
ところがここはブランド物のフレームしかありません。フレームだけだと100ユーロ(≒14000円)くらいなのですが、これにレンズ代が掛かってしまいます。高くなりそうだとは思いましたが、1時間で出来ると書かれてありますし、見知らぬ土地を眼鏡なしで歩き回るのは大変苦しいことがわかったので、悩んだあげく先にフレームを決めて、店員のお姉さんに話しかけました。
「眼鏡を買いたいんですけど」と言うと「前の眼鏡は持ってますか?」と聞かれたので「今持ってないです」と言うと早口でいろいろ話すので、「すいません。ゆっくり話してください」とお願いすると、少しゆっくり話してくれるようになりました。なんとか「検査が必要ですね?」だけ聞こえたので、「はい、お願いします」というと別室に連れて行かれて日本で眼鏡を作る時と同じように視力とレンズの調整をしてくれました。「英語は話せますか?」と聞かれたのですが、僕の英語はイタリア語より怪しいので、少しだけと答えました。暖かい店員のお姉さん(確かエマヌエラさん)によって、何とか視力を合わせることが出来ました。ここは自分のイタリア語をほめてあげたい(笑) で、フレームとレンズを合わせると合計280ユーロ(≒39200円)でした。DOLCE&GABBANAの一番安いフレームでしたが。ちなみに日本のように男性用のフレーム、女性用のフレームという分けられ方はされていませんでした。
1時間待たなければならないのですが、遠くに行くわけにもいかないので、バールでカプチーノを飲んで、ネットカフェでメールチェックしているうちに1時間経過。眼鏡を取りに行くとちゃんと出来上がってました。お店で眼鏡をかけて、そのまま歩き始めましたが、慣れない眼鏡で目がぐるぐる回ります。足下の距離感もおかしいわけです。ですが、かけて歩かないと慣れないので、思い切ってカラカラ浴場に出かけることにしました。
ところが見事に地下鉄で乗り越してしまいます。ほとんどの車両の扉は全自動のドアなのですが、時々停車駅でボタンを押さないと開かないのが来るんですね。ゆっくり待っていたら、その駅で誰も降りなかったので扉が開かなかったのです。開けようとしたんですけど、見事に走り始めてしまったので、一駅向こうのピラミデ駅まで行ってしまいました。まあ地図を見ると一駅先からでもほとんど距離は変わらないので、カラカラ浴場まで逆方向から歩いていくことにしました。すると向こうに大勢の観光客が。「見事に発見!!」と思って近づいていくと、ここはコロッセオです。全く別のところに到着してしまいました。どうやらものすごーく通り過ぎていたようです。なんとか地図を見ながら引き返して、目的地に到着しました。
3世紀にカラカラ帝によって作られた浴場は、非常に豪勢な建物であったらしく、その当時の大理石のモザイクなんかも断片的に残っています。きっとこういった装飾が至る所に施されてあったのでしょう。白と赤、緑の補色で当時はさぞ鮮やかだったんでしょうね。何か一句詠みたくなりましたが、あいにくそのような知識は持ち合わせておりません。
ここからしばらく歩いていくと川沿いの通りに出てきました。テヴェレ川です。ここを超えればそこは昨日からの予定通りのトラステヴェレです。小さいですが、サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ教会はかわいらしく美しい教会です。聖チェチリアは音楽の守護聖人なんですよね。良い歌が歌えますように。
ここいらで腰痛がひどくなってきました。この頃には眼鏡にも慣れてきていて、歩くのに全く問題はなくなっていたのですが、つまづいて踏ん張った時に腰を少しひねったみたいです。仕方なくホテルに戻ることにしました。と言ってももう結構良い時間だったんですけどね。バスにでも乗ればすぐに帰れるのですが、ここで歩いてしまうのが僕の良いところと悪いところです。歩かないと見落としてしまう物が結構たくさんありますからね。さすがに遠くてホテルまで1時間くらい掛かってしまいました。迷ってはいないんですけれども。
ホテルは「Sweet Home」という名前なのですが、どうやら家族経営のようです。到着するとおばあさんが「うちの猫を見せてあげよう」と言って見せてくれました。「私はいつもここで寝ていて、この箱の上で猫が寝ているんだよ」と説明までしてくれます。ちなみにおばあさんの部屋は僕の部屋の隣なんですよね。どうやらシングルの部屋が空いていなかったので、家族の居住スペースの一角に僕は泊まらされているということに気づきました。ちなみに猫は2匹います。
そんなわけで腰が痛かったので、1時間ほどお昼寝です。いや、元気でも昼寝するのですが・・・。
起きたらもちろん夕食です。いつも通りホテルを出た瞬間にアダムに声を掛けられます。ほとんど店内にいるのに、僕が降りてくる時は必ず店の前にいます。まるで前を通るのを知っているかのようです。まあ明日にはフィレンツェに出発なので、今日が最後だよと言って中に入ることにしました。この日はスパゲッティ・アッラ・カルボナーラとローストポークです。帰りがけには「次にローマに来る時には、またここにおいでね」と言ってくれました。
ホテルに戻ると、またおばあさんに「猫を見に行きましょう」と言われました。それほど猫を見せたいのか、もしくは僕が気に入られたのか。
部屋に帰ってテレビをつけると「らんま1/2」をやっていました。犬夜叉もやってるし、高橋留美子は大人気のようです。「らんま1/2」のテーマ曲は日本のものと同じでした。「やっぱっぱー やっぱっぱー いーしゃんてん♪」と歌ってるやつです。もちろん歌詞はイタリア語になっていましたが。
明日は10時までにチェックアウトしなければならないので、荷造りを済ませてこの日は終了です。美術館で買った本でどんどん荷物が重くなっていってます。果たして帰国時にはスーツケースに全部入るのかとっても心配になってきました。
投稿日時: 2004年03月30日 05時15分
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元ウェブデザイナーの経験から、操作が必要なもののカラーコーディネートを得意としております。ウェブカラーに関する講演や執筆も多数あります。写真は飼い猫のぶるたんです。
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