インテリアを決める時に床や扉の次に決めなければならないのが壁材です。
使えるものとしては、漆喰や珪藻土などの塗り材、ビニール・織物などのクロス、タイル、サイディングなどでしょうか。一般の住宅ですと、壁紙としてビニールクロスを選ぶことが多いでしょう。張り替えなどのことを考えれば、一番リーズナブルで様々なデザインのものを選ぶことが出来ます。お金を惜しまないなら、織物を選ぶのもよいかと思います。
タイルやサイディングはアクセントとして使うのがよいでしょう。AVスペースやギャラリーなどの装飾用ですね。
と言うわけで、普通のマンションや一軒家ですとビニールクロスを選ぶことになるかと思います。どんな色を選べばよいかは、目的やイメージによって変わってきますし、よそのサイトにたくさん書かれていますので、ここではカタログの見方のコツだけお伝えしておきます。
まずは、カタログを立てて見ることです。壁は垂直面がほとんどですので、カタログも立てて見る必要があります。光の当たり具合で、まったく色が変わって見える場合もあるので、要注意です。
2つめは少し離れて見ることです。住み始めてみると、それほど近接してしげしげと壁紙を眺めることはありません。そんなことをするのは、せいぜいトイレに入っている時くらいのものかと思います。と言うわけで、せめて1mくらいは離れて見るようにしましょう。
天井にはどんなクロスがよいのかとよく聞かれますが、気にするほど天井は見ないと思いますので、普通の白いものであれば問題ないでしょうし、部屋を暗い雰囲気にするなら、壁と同じものを天井にも使えばよいでしょう。壁紙によっては、下地の凸凹を拾って波打って見えるようなものもありますので、少し厚めのものを選んでおくのが無難です。
部屋にアクセントを付けたいなら、1つの面だけ変えたりするのもよいかと思いますが、大きな面がないとあまりインパクトもありません。大きな窓があるような面では避けた方が無難です。窓がある場合には、カーテンやロールスクリーンなどをアクセントにした方がよいでしょう。
木目の腰壁のようなクロスは安っぽく見えますので、あまりおすすめしません。と言うよりもやめておきましょう。トリム(帯)を入れて、壁にアクセントを付けたいなら、塗りか織物のような模様を選ぶようにします。
壁紙選びで悩まれている方は、「サンゲツブログ 壁紙編」などが役に立つと思いますので、ぜひ一度ご覧ください。
あんまり知られてないようなのですが、住宅の内外装の色の提案も行っております。
家の内装を決める時に一番最初に決めるのは床のフローリング材です。壁のクロスの張り替えは出来ても、よっぽどのお金持ちでなければ床の張り替えは大変です。長く使う物ですので、これを決めるのが最重要です。
床を明るくするか暗くするかは好みですね。落ちついた雰囲気を好むなら、下面に大きく配置される床の色を暗くするのがセオリーです。床を暗くすると部屋が暗くならないかという質問をよく受けますが、壁紙と照明でいかようにも出来ます。
部屋ごとに床の色を変えるのは、室内ドアの色との兼ね合いがあるので、あまりおすすめしません。部屋の中と外で扉の色を変えることは出来ますが、多くの場合に割高になりますし、建具屋さんの腕次第という部分もありますね。
個人的には、床の色は全室揃えておいて、ラグやカーペット、ベッドカバーやカーテンといったファブリックの色で、イメージを変えればいいのではないかと思います。
「暗い色が好きなのだが、子供部屋だけは明るくしたい」という声も聞きますが、その場合には床の色を明るくしてもよいでしょう。例えば子供部屋が2階にある場合には、階段を上がったところの床から色を変えるとよいかもしれません。
こんな感じでまとめるとコーディネートしやすいかもしれません。
この場合には、2階の各階のドアは統一しましょう。部屋ごとに扉の色が違うと、ものすごく違和感が残ります。
後は真っ白や真っ黒に近い色の床は、ほこりが大変目立ちます。掃除がしやすいとも言えますが、掃除が苦手な奥さんには苦痛以外の何者でもありません。
予算に余裕がある場合には、床をタイル張りにして豪華なリビングを作ったりすることも出来るでしょう。でもかなり底冷えもしそうですし、暖色系のタイルでも木に比べるとかなり冷たい印象になります。マンションに比べると一戸建ての場合には特に強く感じられるでしょう。
大雑把に書いてきましたが、床の色が決まれば他の部分の色も決めやすくなります。壁紙とかは二の次でいいと思います。
改装することが前提となる店舗と異なり、住宅では長く住むことが重要になります。それには飽きない色選び、機能的な色選びをしておくことも重要かもしれません。